2011年8月29日
南東北病院グループニュース
署名で救おう!フクシマの未来
南東北グループの各施設は、「フクシマを救おう!」を合言葉に発足した「放射能の危機を考える会」(滝田三良会長)の提言の趣旨と内容に賛同し、署名活動に協力しています。
【提言趣旨】
東京電力福島第一原子力発電所の水素爆発から約5カ月が過ぎても、原発事故は収束していません。放射能の問題も全く解決されず、多くの避難民が全国に散らばっています。低濃度の放射線の長期被ばくが健康にどのような影響を及ぼすのか、食の安全は確保されているのか、放射線感受性が高いとされる子供たちへの健康被害は? すべての子をもつ親は、心配で辛い毎日を送っています。避難した方々はいつ自分のふる里へ戻れるのでしょう。農林漁業、商工業、観光、サービス業など、福島の産業や雇用はどうなるのでしょうか。
「フクシマは放射能で充満していて、危険な地域なので近寄らないように!」と国内や海外から見なされ、このままではフクシマはゴーストタウン化してしまいます。一日も早く原発事故と放射能汚染に打ち勝ち、健康障害を克服する積極的なメッセージを世界に向けて発信していくことがフクシマの未来には欠かせません。
放射能の危機を考える会では、「恐ろしいフクシマ」から「すばらしいフクシマ」にするために、下記提言の実施を要請いたします。
【提言内容】
1.放射能被害に対するセーフティネットの整備
2.放射能の平和的利用による最先端がん医療の推進
3.福島県の法人税、所得税、消費税等の相当期間の無税化