2012年1月25日
栄養memo
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨の量が減り、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。年齢とともに骨量が減少し、スカスカになっていきます。特に、高齢者や閉経後の女性に多くみられます。
年をとると骨を作るカルシウムの吸収率が悪くなり、さらに運動不足で骨に適度な刺激を与えないと,骨を作る働きも低下してしまいます。
食事と運動を基本として骨を強くし、骨折を防ぎましょう。
こんな食品がおすすめ!
☆カルシウムを多く含む食品
○牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品
○干しエビ・わかさぎ・たたみいわしなどの小魚やひじきなどの海藻類
○小松菜・春菊・かぶ葉・大根葉・切り干し大根などの野菜
○豆腐・生揚げ・がんもどきなどの大豆製品
☆カルシウムの吸収を助けるたんぱく質やビタミンDも一緒に!
骨のためにとりすぎには注意が必要な食品
▽リン :多く摂りすぎると、カルシウムの吸収を阻害します。
・魚介類、肉類、加工食品(カップ麺、ハム、ソーセージなど)
▽食物繊維 :カルシウムを吸着して体外へ排泄します。
・野菜類、玄米、海藻類、豆類
▽ナトリウム :カルシウムの排泄が促進されます。
・塩
▽アルコール :カルシウムの吸収を低下させるだけでなく、吸収を助けるビタミンDの働きも悪くします。
・1日のアルコールの適量
ビールなら…中びん1本
日本酒なら…お銚子1本
ワインなら…グラス2杯
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