2012年8月 1日
ワンポイントリハビリ
変形性膝関節症の痛みは、脚の筋肉の衰えと深く関係しています。脚を支えている筋肉が衰えると、膝が不安定になり膝関節への負担が増して痛みが起こりやすくなります。そのため、膝の痛みを和らげるには、運動療法を行って、膝や股関節を支える筋肉を鍛えることが非常に重要です。痛みがあるから動かさずにいるのではなく、無理のない範囲で運動をし、脚を支える筋肉を鍛えて痛みを和らげましょう。 膝の痛みを和らげるには、主に「膝関節の可動域を広げる運動(ストレッチ)」と「膝と股関節を支える筋肉を鍛える運動」が有効です。下記の運動は、左右それぞれ20回1セット、朝昼晩1日3回行えることが理想ですが、無理をせずできる範囲で行うことが大切です。 今回はストレッチに着目して記載します。
膝の曲がる範囲を大きくする運動