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南東北病院グループニュース 財団法人 脳神経疾患研究所の一般財団法人への移行について

南東北病院グループニュース

一般財団法人への移行について

  社会福祉法人 南東北福祉事業団のグループである総合南東北病院などを運営してきた財団法人 脳神経疾患研究所(福島県郡山市 理事長 渡邉一夫)は、公益法人制度改革に伴い内閣府に一般財団法人への移行を申請していましたが、平成24年9月24日に認められたため、同年の10月1日から呼称が「一般財団法人 脳神経疾患研究所」となりました。なお、福島県認可の財団法人から内閣府認定の一般財団法人に移行したことにより、今後は福島県外での事業展開も可能となりました。

  脳神経疾患研究所は、昭和56年12月にベッド数60床の南東北脳神経外科病院を開院。2年後に財団法人を取得して以来、増床を重ねて461床の総合病院に発展し、平成23年12月で創立30周年を迎えました。

 今後も地域の医療・福祉・介護の発展に寄与するべく職員一同精励いたしますので、引き続き皆様のご指導・ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。


 【一般財団法人について】

 従来の公益法人制度では、財団法人の設立には主務官庁の許可が必要で主務官庁が公益性を判断。税の優遇制度もあり法人税は収益事業のみ課税されていました。

 新しい制度では、主務官庁制や許可主義が廃止され、法人の設立と公益性の判断を分離、財団法人は一般財団法人と公益財団法人の2種類になります。つまり一般財団法人は主務官庁の許可や公益性の判断をされることなく、登記するだけで設立できます。税制で優遇措置はありませんが、設立者や経営者の意思次第で株式会社と同じように自由に事業が展開できるわけです。

 従来の財団法人は特例民法法人として平成25年11月末まで存続できますが、それまで移行しない場合は解散したと見なされます。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター