過去の記事

11月11日は介護の日

11月11日は介護の日

 厚生労働省は、平成20年から11月11日を「介護の日」と決めました。
 「介護の日」とする理由は、「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」にかけた覚えやすく、親しみやすい語呂合わせとなっています。
“介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障がい者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、「11月11日」を「介護の日」と決めました。

「介護」は身近な問題
介護は、日常生活を送るのが困難になったお年寄りや障がいのある人のために、身の回りの生活の手伝いをすることです。介護は今、健康に生活し散る人でも、将来自分の身や家族に起こるかもしれない身近なものです。
 現在は核家族化が進み、介護が必要な家族にずっと付き添って世話をすることが難しくなってきています。そのため高齢者夫婦などでの「老老介護」も多くなってきています。
Day care 介護の日
「介護」は一人で抱え込まないで
 介護をする人には体だけでなく心にも大きな負担がかかって、介護うつや介護ストレスに陥ったり、介護者が心身ともに追い詰められ、介護をしている相手を無視したり、暴言を吐いたり、虐待をしてしまうケースも起こっています。また、介護は長期にわたるため、家族の介護のために離職や転職をしているケースもあります。
 長い介護生活は、介護者する人自身の心も体も健康であることが必要です。頑張りすぎてストレスをためることのないように、介護サービスを上手に利用して息抜きすることも大切です。

介護のがんばりすぎない5つのポイント
1.一人で介護を背負い込まない
2.積極的にサービスを利用する
3.現状を認識し、受容する
4.介護される側の気持ちを理解し、尊重する
5.出来るだけ楽な介護のやり方を考える

詳しくは、「がんばらない介護生活」サイトをご覧ください。
http://www.gambaranaikaigo.com/5todo.htm

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター