2013年1月26日
しっかり寝たはずなのに疲れがとれず、"すっきり目が覚めない"と悩んでいるときには、朝起きた時のストレッチがおすすめです。睡眠時は筋肉が縮んだまま固まりやすく、動きをコントロールする神経の感度が低下します。さらに、熟睡できないと前日の疲労が蓄積し、痛みに敏感になります。朝のストレッチには、「筋肉をほぐし柔軟性をあげる」「神経の感度の改善」「蓄積した疲労の軽減」などの効果があるため、快適に1日のスタートを切ることができます。今回は、正しい姿勢を作る準備体操と1つのストレッチを説明します。
注意!
・呼吸を止めて行うと血圧が上がるので、呼吸は止めずにゆっくり続ける。
・首や腰、股関節などに強い痛みや、骨が変形する病気がある場合、痛みが悪化すること
があるので無理に行わない。
・食後に行うと消化不良を起こすことがあるため、食前に行う。
・いすは、安定しているものを使用し、滑らない平らな場所に置いて行う。
ストレッチの前に、ストレッチを行いやすくするための準備体操を行います。
1. 背筋を伸ばしてまっすぐ立ち、おなかに両手を当て、あごを軽く引く。息を吸いながらおなかをへこませ、肩を上げる。15秒間保ち、息を吐きながら両腕の力を抜き、元に戻す。
2. 両手を頭の上で組み、手のひらが上を向くように息を吸いながら両腕をまっすぐ伸ばす。15秒間保ち、息を吐きながら両腕の力を抜き元に戻す。