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ワンポイントリハビリ 運動で健康になろう 朝のストレッチで良い目覚めを!!

ワンポイントリハビリ

運動で健康になろう
朝のストレッチで良い目覚めを!

 1月号の「朝のストレッチで良い目覚めを」でご紹介した「正しい姿勢を作る準備体操」「首・背中のストレッチ〜首や肩の痛みの改善に有効〜」に続き、2月号では「首・背中のストレッチ〜起床時に感じるコリを軽減〜」「体幹のストレッチ〜腰痛を予防・改善〜」をご紹介します。


 しっかり寝たはずなのに疲れがとれず、"すっきり目が覚めない"と悩んでいるときには、朝起きた時のストレッチがおすすめです。睡眠時は筋肉が縮んだまま固まりやすく、動きをコントロールする神経の感度が低下します。さらに、熟睡できないと前日の疲労が蓄積し、痛みに敏感になります。朝のストレッチには、「筋肉をほぐし柔軟性をあげる」「神経の感度の改善」「蓄積した疲労の軽減」などの効果があるため、快適に1日のスタートを切ることができます。今回は、2つのストレッチを説明します。各ストレッチをする前には1月号で説明しました、準備体操を実施して下さい。

注意!
・呼吸を止めて行うと血圧が上がるので、呼吸は止めずにゆっくり続ける。
・首や腰、股関節などに強い痛みや、骨が変形する病気がある場合、痛みが悪化すること
 があるので無理に行わない。
・食後に行うと消化不良を起こすことがあるため、食前に行う。
・いすは、安定しているものを使用し、滑らない平らな場所に置いて行う。

【首・肩のストレッチ】  起床時に感じるこりを軽減
1.背筋を伸ばしていすに深く腰掛け、左手の甲を上にして、いすの座面と左の太ももの間に挟む。右手は左耳にかからないくらいの位置に置く。
2.息を吐きながら頭を右側へ傾けて30秒間保ち、ゆっくり元に戻す。
3.手の左右を替えて、反対側の首も同様に行う。
首・肩のストレッチ Neck and shoulder stretch

【体幹のストレッチ】 腰痛を予防・改善
1.いすに浅く腰掛け、下半身は正面に向けたまま、ゆっくりと左後ろにひねって両手で椅子の背もたれを持つ。15秒間保ち、元に戻す。
2.反対側も同様に行う。
体幹のストッチ Stretch of the trunk

ワンポイントリハビリ1月号のご紹介
ワンポイントリハビリ1月号 朝のストレッチで良い目覚めを

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
理学療法士