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ワンポイントメディカル
早期発見が大切！

子宮がんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」があり、一般的に子宮がんというと、「子宮頸がん」を指します。しかし、「子宮体がん」も微増傾向にあります。

20歳代の増加が目立つ「子宮頸がん」
　子宮頸がんは、子宮の入り口部分にある頸部に発生するがんです。健診で見つかりやすく、しかもゆっくり進行するので、早期に発見できれば、ほぼ100%完治するがんです。
　子宮頸がんにかかる年齢は、今までは40歳代が最も多かったのですが、近年は20歳代・30歳代で前がん状態の異形成が見つかるケースが増えています。

子宮頸がんになりやすい人
●妊娠・出産回数の多い人
●早婚の人
●性交渉開始年齢が低い人
●性交渉の相手の多い人
●ヒトパピローマウイルスに感染している人

50歳前後に多い「子宮体がん」
　子宮内で赤ちゃんを育てる部分を子宮体部といいます。この内側を覆っている子宮内膜から発生するのが子宮体がんです。
　月経が正常であれば、細胞に異常があっても子宮内膜は月経で流れてしまうので、がんになることは少ないようです。そのため若い女性には少なく、50歳代に最も多い疾患です。

子宮体がんになりやすい人
●未婚の人
●不妊の人
●結婚・初妊年齢の高い人
●閉経年齢の高い人
●肥満・糖尿病・高血圧の人

若年化する子宮がん 自己判断せずに検査を受けましょう！！
こんな初期症状があったら、要注意！！！！
不正出血：月経の時期以外に起こる出血
異常帯下： おりものの量が増加、色や匂いが変化
月経不順： 筋腫があったり、更年期の方に多く見られ、子宮体がんを見逃すことも…

子宮の健康チェックに基礎体温をはかりましょう！
　基礎体温は、女性ホルモンの働きや排卵の有無など、多くの情報を伝えてくれるほか、避妊する場合にも役立ちます。
　子宮頸がん・子宮体がんは何よりも早期発見が大切な疾患です。早期発見・早期治療のため、20歳を過ぎたら、定期的な健診を受けましょう！

掲載している情報は株式会社メディネット様より提供いただいております。
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