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運動で健康「"冷えない"体づくり!」

筋肉量を増やして冷えを改善

 冷えの原因はさまざまありますが、主な原因としては「食事量や筋肉量が少なく、体の熱を多くつくることができない」「血流が悪いためつくった熱をうまく運べない」といったことが考えられます。体の熱の約6割は筋肉によってつくられるため、背中・おなか・お尻・太ももなどの大きな筋肉を鍛えることは、冷えの改善高い効果があります。また、血液を心臓に戻すポンプのような働きをしているらはぎの筋肉を鍛えると、血流の改善に効果的です。

注意! 
医師から運動制限を指示されている場合は行わない。
寝る直前の運動は体が興奮して寝つきにくくなるので、それ以外の時間に行う。


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ふくらはぎを鍛える 足あげ          

※ 10回繰り返す×左右各2回


① まっすぐに立ち、右脚を1歩前へ出す。
② 両腕を前へ伸ばしてバランスをとりながら、左脚に少し体重をかける。
③ その状態のまま左足のかかとを上げ、床につかないようにして下げる。
④ 10回繰り返し、反対側も同様に行う。

 

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おなか・太ももを鍛える 自転車こぎ    

※ 30秒間行う×2回


① あおむけになり、両手を体の左右につく。
② 両ひざを曲げ、自転車をこぐようにゆっくりと大きく回す。
③ 30秒間行い、元に戻す。

難しい場合は... 脚の位置を高くする
※ 脚を高く上げるほど楽になり、低い位置にするほど負荷は大きくなる


総合南東北福祉センター  理学療法士