2013年7月20日
前回に引き続き、「腰痛を緩和・予防しよう」ということで、今回は自分でできる体操として「ストレッチ」を紹介します。
1 上体を反らすストレッチ
腰の関節と筋肉を後ろに動かすストレッチです。うつ伏せになり、両手は顔の横に置きます。
両腕で支えながら、ゆっくりと上体を起こして腰をそらし、5秒間静止して元にもどします。
<体操の効果>
縮んでしまいがちな、おなかや腰まわりの筋肉を使い、腰の関節の動きをよくします。
2 ひざを抱えて胸に引き寄せるストレッチ
あおむけになり、ひざを抱えて胸の方へゆっくり引き寄せて、背中をできるだけ丸めます。
背中が伸びるのを感じながら、5秒間静止して、あおむけの状態にもどります。
楽にできるようになったら頭もひざに近づけるように起こしましょう。
<体操の効果>
腰の筋肉を伸ばすと同時に腰の関節の動きをよくします。
回数の目安として
ストレッチは10回ほど。1日2〜3セットが目安です。最初は回数にとらわれずに少ない回数でも構いません。痛みが強い場合は無理に行わないようにしてください。
次回は自分でできる筋トレを紹介します!
総合南東北福祉センター 理学療法士