2014年8月16日
暑さが続くとクーラーのつけすぎで体調が悪くなることがあります。
・クーラー病とは
本来、私たちの体は環境の変化に対応出来るよう、調整機能が備わっています。しかし、長時間クーラーのかかった部屋にいたり、クーラーのきいた室内と暑い室外を往復し、頻繁に温度差を体感することで自律神経のバランスが崩れ、血液の流れやホルモンバランスの異常をきたす病気です。
主な症状として・・・
身体の冷え、むくみ、疲労感、肩こり、頭痛、神経痛、腰痛、腹痛、食欲不振、便秘、下痢、頻尿、不眠、鼻炎、月経不順などがあります
クーラーの使い方の工夫
1.外気温と室温の温度差を5度以内にする
設定温度は24度以下にならないように、できれば27〜28度が理想です
2.クーラーの風を直接あてない
できるだけ首筋を冷やさない
3.外に出て深呼吸
2時間に1回ぐらいはエアコンの効いた室内から出て、深呼吸してみましょう
4.暑い夜は寝る前にクーラーをつけて部屋を冷やしておき、寝る時にはクーラーを切るようにしましょう
クーラーをつけっぱなしで寝ると、身体がだるくなったり、風邪をひいてしまうこともあります
身体をケアする工夫
1.温かい食べ物や飲み物を口にする
冷たい食べ物や飲み物の摂り過ぎは避ける
2.食事が熱の元となるので、3食きちんと摂る
食欲不振で食べられない時は、食前に梅酒を飲んでみましょう。梅干しもおすすめです
3.毎日5分〜10分の定期的な運動
ウォーキングなどの軽い運動をたまに行いましょう
4.お風呂は毎日、湯船に浸かる
汗をかくことで代謝を良くし、健康体質にする
湯に浸かることで血行を良くし、冷えた身体を内側から温める
5.おなかを温める
ブランケットがあれば、お腹にかける
6.睡眠はしっかりとる
自律神経のバランスを正常に戻す為、できるだけ規則正しい生活を心がけるのも大切です
自然環境と冷房を上手に組み合わせて夏を過ごしましょう。