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橋本顧問のひとりごと 「福祉センターまつり」

 「第16回総合南東北福祉センターまつり」の企画が、5月に実行委員会を設置し進められました。
今年は開催日が話題となりました。というのは、恒例の「まつり」はお盆の次週の土曜日に開催していましたが、この日は毎年、須賀川釈迦堂川の花火大会と重なり、スタッフの中に不都合な者が出ていました。このため、今年は一週間遅らせ8月30日開催と決定しました。その後数回の実行委員会を行う中で、まつりの内容(模擬店、余興等)や関係機関等への協力依頼に万全を期すことを確認し、25日の最終打ち合わせでは、本部からの最終報告と雨天時の対応が伝えられました。また、模擬店従事者には栄養管理からの注意事項が告げられました。他には、ボランティアの対応についても詳細が伝えられ、本番を待つばかりとなりました。打ち合わせ会場にはまつりの用品等が運び込まれ、雰囲気も盛り上がってきました。
この頃から気になり始めたのが、まつり当日の天候です。それまでは「まだ日があるから」と楽観していましたが、ここに来て朝夕肌寒い日が続き、どうなる事かと心配になってきました。利用者さんたちも、年に一度のまつりの特に打ち上げ花火には期待が大きく、てるてる坊主をあちこちに吊り下げて晴れを願っていました。28日には屋外に舞台も設置され、来場者用のテーブルと椅子も準備されました。あとは天気予報を懸命に見聞していました。
当日はてるてる坊主の功が成り、朝から晴天!太陽がまぶしいほどです。準備も順調に進み、昼頃には小雨がパラつくも上空は青空。17時開始の1時間前には来場者の姿も見られ、否応なしに気分も盛り上がります。一方、通所系の利用者さんの送迎から戻ったスタッフからは「市街地は雷雨だったので心配していた」との話も聞かれましたが、“雷雨は馬の背を分ける”との言い伝えどおり、会場では全く降らずに取り越し苦労となりました。
常務の挨拶で予定どおり開会。模擬店にはどの店も行列ができ、舞台では地元の文化伝承「花笠踊り」や「小町太鼓」、それにボランティアとスタッフのよさこい踊りも披露され、場内は大勢の人で最高潮の盛り上がりです。私も例年どおり、アイスキャンディーを売り歩きましたが…、涼しい陽気のためかいまいちの売れ行き。スタッフの応援を受けながらなんとか完売しましたが、中旬と下旬では陽気の差がこんなにあるのかと実感することとなりました。フィナーレは打ち上げ花火で、今年のまつりを〆ました。

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今年も天候に恵まれ、多数の来場者を迎え、すばらしい「まつり」が開催できたことをスタッフ一同心より感謝申し上げます。


社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
顧問 橋本静昌