過去の記事

橋本顧問のひとりごと 「クラス会」

 11月上旬の某紙のひろばに、安積高校79期卒の同級会の記事が集合写真入りで載っていたのを見て、自分の高校時代から今までを思い出してみました。
私たちのクラスメートは、昭和30年卒業の第68期、3年5組。学年では一番の悪で教師を手こずらせ、3年生になった4月には学校一の怖い教師が組主任に。規律を正すためだったと思うのですが、逆に団結力が強くなり、校内の運動会や競技大会では常に優勝組で異色でした。
卒業後20年経った昭和50年に、初めてのクラス会を地元在住者で企画し、クラスメート40名に「全員集合3年5組」と銘打って呼びかけました。中年仲間入りの多数が出席、恩師3人も招き夜を徹して飲み、語り合いました。その後は5年に1度クラス会を開催し、地元7、関東3の割合で続けてきました。5年毎だった開催も、60歳の還暦を境に3年毎の再会に。しかし、亡くなる友の訃報が届き、毎年会うこととなりました。70歳の古希は平成21年5月に地元で開催し、亡くなった恩師とクラスメートに黙祷を捧げ、参加者全員で長寿を誓いました。
あれから5年の歳月が過ぎ、時折訃報が伝えられるも、クラス会の話は出ません。そう云えば、私たちは喜寿も過ぎ後期高齢者の仲間入りです。今、あの記事を拝読し、年明けにもクラス会を再開する決意を心にしました。今日までの健康に感謝しながら、いつものように百薬の長で、今夜も一日に感謝します。

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社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
顧問 橋本静昌