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日和田・西田地域包括支援センター 「日和田町 介護予防教室」

 3月10日、日和田地域交流センターで「介護予防教室」(日和田地区社会福祉協議会主催)が開かれ、日和田・西田地域包括支援センター職員もお手伝いで参加しました。


今回は地域で高齢者を支えていくために、地域住民同士で何をしていけばいいのかということを介護劇にして分かりやすく伝えることと、作業療法士による「−10歳を目指しての体操」をテーマに、身体と頭を使った運動を行いました。
劇の中で「食事会」をきっかけに、若い世代をボランティアに継げることができるという場面があり、デイサービスなどの公的サービスに頼らずに住人同士で助け合う大切さを参加者に理解してもらいました。介護劇の役に地域の民生委員等に参加いただき、とても身近に感じられる劇で、会場からは笑い声も聞かれ、楽しみながら「自助・互助」の大切さを学んでもらえたようでした。

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運動は「コグニサイズ」というものを行いました。「コグニサイズ」とは、認知症予防体操で軽い運動をしながら、計算やしりとりなど頭を使う課題をし、認知機能の向上と低下の予防を目指すものです。
今回はステップ運動に3の倍数時に手を叩くことを組み合わせる等のコグニサイズを行い、参加者からは「難しいわ」「これは頭を使うね」との声が聞かれ、脳と身体を上手に使うことができていました。

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参加人数は全体で約68人と、多くの方に参加していただけました。地域でのボランティアの大切さを理解し、私たちも何かしなければならないと思っていただけたことが大きな収穫でした。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
日和田・西田地域包括支援センター