2015年4月17日
指先には沢山の神経が集まり脳に直結しています。その為指先は「脳のアンテナ」と呼ばれる程で「指を使うと脳細胞が刺激されて脳が活性化する」という研究が国内外の脳科学者から発表されています。しかし、日常生活の動作ではあまり脳の刺激にはならず、
(1)両手を同時に使う
(2)指先を素早く動かす
(3)普段使わない指の動きをする
(4)指先の皮膚の感覚を鋭敏に保つ
ことが効果的と言われています。
そこでそれらの要素を取り入れた指の体操の一部を紹介します。ぜひ試してみてください。
1、指そらし
①手の甲を上にして左手の中指をそらす
②次に左手の甲を下にして中指をそらす
③次に左手の甲を上にして中指と親指を同時にそらす
④次に左手の甲を下にして中指と親指を同時にそらす
⑤右手も同様に①〜④を行う
2、グーパー運動
①両腕を肩の高さまでまっすぐ前に突き出し手のひらは下に向けて指をいっぱい広げる(パー)
②指を広げた状態から指を曲げて手を振りこぶしを作る(グー)
③グーとパーの動作をできるだけ早く120回繰り返す
3、1人ジャンケン
①左手がグーの時右手がパー
②左手がチョキの時右手はグー
③左手がパーの時右手がグー
4、指はじき
①左手人指し指で親指を1回はじく
②左手中指で親指を2回はじく
③左手小指で親指を3回はじく
④左手薬指で親指を4回はじく
5、指折り
①左手を親指から順番に1本ずつしっかり折り曲げギュッとこぶしをつくる、次に今度は小指から1本ずつしっかり開いていく
②次に片手は握り片手は開き、握った手を1本ずつ開き、開いた手は1本ずつ折っていくを繰り返す
6、指回し体操
手のひらを付けずに空間を手のひらで作り、両手の指先を併せて対になった指先を触れ合わないように回す