2016年6月 1日
今回は、健康づくりということで、みなさんが良く知っている有酸素運動を紹介します。
有酸素運動とは、酸素を普段よりも多く取り込みながら行う、楽しみながらできる運動です。
十分に取り込んだ酸素を使い、体内の糖質や脂肪をエネルギー源として燃焼させることによって、ゆっくりとエネルギーを生み出します。乳酸を生じないために疲れが蓄積せず、途中からエネルギー源が徐々に体脂肪に切り替わっていくので、長時間運動を続けることが可能です。
代表的なものとしてはウォーキングなどがあげられます。時間としては、２０分あたりから体脂肪の燃焼が始まるとされていますが、単純でリズミカルな動作を最低１０分以上反復することでも効果的な有酸素運動になります。
【有酸素運動の効果】
有酸素運動は体脂肪の燃焼、血糖値を下げる、血行がよくなる、足腰の強化、自律神経を整える、睡眠を促進する、ストレス解消など多くの健康効果が期待できます。最近では、有酸素運動をすることで認知機能の改善効果があるとも言われています。
【運動を始める前の注意点】
①水分の補給
脱水や血流が悪くなってしまわないように注意が必要です。運動前や運動中に水分を十分に摂取しながら行いましょう。
②ウォーミングアップをする
反動をつけないストレッチや膝の屈伸、足首を回すなどして体を慣らしてから始めましょう。
体に良いはずの有酸素運動も頑張り過ぎれば負担がかかりますし、運動の種類によっては病気の人は避けた方がいいものもあります。持病のある人は医師とよく相談しながら、無理せずゆったりとした運動を気長に続けてみてはいかがでしょうか。
