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菊地施設長のひとりごと 「ペットの世話に追われています」

 私の家では、14歳の犬(名前は『コロ』、ザッシュ犬)とカメを飼っています。
コロは我が家で生まれた犬であり、生年月日もしっかりわかります。カメはゼニガメですが、何歳なのかはわかりません。このかわいい?ペットのことを、少々話したいと思います。

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コロは、もう老犬です。耳は遠く、普通に呼びかけても振り返りませんし、眼も弱くなっています。歯も、無くなってきています。弱くなったことを書けばきりがないですね。その中で、今更ながら行っていることは、毎日の散歩と刻み食の提供です。毎日の散歩は、1年2ヵ月程続けています。当家は庭が狭く四方をフェンスで囲っているため、日中は鎖でつなぎ、夜は鎖を外して放し飼いという状態でした。散歩はたまの休日に行っていました。コロも、散歩をせがむようなことはなかったと勝手に思っています。そのような飼主が毎日散歩をするようになった大きなきっかけは「富士山登頂」です。2度目の登頂に向けての体力作りのために始めました。散歩してみて、愛犬の体力の衰えを再認識しました。手綱を強く引かれることはないし、長い距離を歩こうともしません。つまずき、転んだりもします。そんな老犬コロに元気でいてもらうために、犬に合わせた散歩と食べやすいソフト食/刻み食を提供しています。
そう長くは一緒にいられないから、精一杯かわいがってあげると決意しています。

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一方、カメの話ですが、どうして我家にカメがいるかというと、子供が縁日で買ってきたミドリガメがそのまま大きくなったのかと普通は考えるでしょうね。確かに、ミドリガメを2年前後飼っていました。大切に飼っていました。そのカメさんは、飼い主が日光浴(甲羅干し)をさせるために、時々、室内から外に水槽ごと出していました。そうしたら、脱走されてしまいました。亀はせいせいしたでしょうが、私は残念無念で、なんとなく心残りでした。家の周りを探しても、当然見つかりませんでした。そして、今日までの10年間以上、カメを飼うなんて考えたことがありませんでした。
ところが、今年の5月22日(日)に小学校の運動会に来賓として参加した帰り道、のどかな農道を車で走っていると、中央ラインに黒い塊が落ちていました。泥の塊だろうと横目で通り過ぎたのですが、直感的にあれはカメだ!と思い、引き返して車を降りて見てみたら、まさに泥まみれのカメでした。迷うことなく、このカメを飼うことに決め、車に戻って袋を見つけて、その中にカメを入れて持ち帰りました。ゼニガメです。家族は呆れていますが、私にとっては、あの脱走したカメの心残りが今になっても住み着いていたのでしょうね。飼育方法を学んで、週2回水槽の水を交換し、カメをブラッシングしています。でも、まだカメの警戒心を取り除くことはできていません。近づくと、頭を隠してしまいます・・・。
飼い主の責任において、この2匹と付き合っていきますよ!

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
特別養護老人ホーム 南東北ロイヤルライフ館
施設長 菊地弘