2016年12月 3日
西田地区社会福祉協議会主催、西田行政センター、日和田・西田地域包括支援センター共催の西田町民を対象とした介護予防教室は、11月28日（月）午後1時半から西田ふれあいセンターで開かれ、48名が参加しました。
第１部では「認知症高齢者を支える街づくり」をテーマとした、梅沢一座（日和田・西田地域包括支援センターのスタッフと地区社協役員）による介護劇を行いました。
『ハイジョ（排除）する町、ハイリョ（配慮）する町』と題した介護劇では、高齢化が進み高齢者世帯が増える中で、これからは介護保険制度だけに頼るのではなく、地域が一体となって知恵を出し合い協力し、安心して暮らしていける街づくりをできるかどうかが大切だということを、二つのパターンで演じました。
劇というより日常そのままのような演技に、普段のあるある情報や演者の感情が入ったアドリブが満載で、会場からは笑いが絶えませんでした。
劇の後には、日和田・西田地域包括支援センターの職員が劇中の認知症のポイントなどを解説し、認知症への理解を促しました。また、参加者の皆さんには、「いつまでも元気で地域のお手伝いをしてほしい」と話していました。
第２部では、総合南東北病院リハビリテーション科の作業療法士を講師に、機能低下を予防して元気に日常生活が送れるよう「健康体操」を行いました。
「“頭と体を使った”健康体操」をテーマに、健康に動くためのポイントを、自宅でも簡単にできる体操として紹介しました。また、一つでも日常に取り入れてもらえるように、軽快なトークに乗せながら参加者と一緒に実践しました。
西田地区介護予防教室は、地区の社会福祉協議会と行政センター、地域包括支援センターが協力して平成20年から毎年1回行っています。誰でも無料で参加できますので、興味をお持ちの方は地域包括支援センターへお問い合わせください。
日和田・西田地域包括支援センター
福島県郡山市日和田町梅沢字丹波山３−２
総合南東北福祉センター内
TEL：０２４−９５８−６８７８（直）
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