2016年12月21日
12月1日（木）に西田地域交流センターで行われた「西田町いきいきデイクラブ」の中で、日和田・西田地域包括支援センターの職員が介護予防教室を実施しました。地域の元気な高齢者が参加するクラブで、この日は23人が参加しました。
まずは、介護劇「認知症を予防しよう」です。
高齢者とその家族に扮した職員が、日常の中にある認知症のきざしや認知症の予防法を、笑いを交えながら分かりやすく演じました。
次は、認知症予防の講和です。
認知症になりにくい生活習慣や、認知症で落ちる能力の鍛え方などを解説しました。また、介護劇の中でも紹介した「認知症予防10ヶ条」を参加者全員で唱和しました。
認知症予防10ヶ条
1、塩分や動物性脂肪を控えたバランスの良い食事を
2、適度に運動を行い足腰を丈夫に
3、深酒とタバコはやめて規則正しい生活を
4、生活習慣病（高血圧、肥満など）の予防・早期発見・治療を
5、転倒に気をつけよう、頭の打撲はぼけ招く
6、興味と好奇心を持つように
7、考えをまとめて表現する習慣を
8、細やかな気配りをしたよい付き合いを
9、いつも若々しくおしゃれ心を忘れずに
10、くよくよしないで明るい気分で生活を
さらに今回は、南東北日和田デイサービスセンターの職員が、紙オムツや尿取りパッドの使用方法などを、実際の製品を例にして説明しました。
まだ使用経験のない参加者がほとんどでしたが、「恥ずかしがらずに使ってみようかな」「将来のために知っておくと安心だわ」と、大いに参考になった様子でした。
最後に失禁予防の体操を行って、この日の介護予防教室は終了です。
自宅で簡単にできる体操を、参加者と一緒に実践しました。
日和田・西田地域包括支援センターでは、このような介護予防教室を各地域で行っています。興味をお持ちの方は、下記の連絡先までお問い合わせください。
また、介護に関しての相談も受け付けていますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
