3月3日は耳の日です。耳の聞こえに関連したシニアサインという便利なコミュニケーション方法を紹介します。
高齢になると聞こえが悪くなり、何度も聞き返したり大声で話されたりと、お互いにイライラしてしまう事があります。シニアサインを使うことで、身ぶりや手ぶりなどの簡単な手話で会話を補ったり、耳が遠い高齢者が自分の意思を伝えたり、相手の気持ちが分かったり、安心した生活を送ることができます。
名古屋の手話通訳士が考案したこのシニアサインは、実際に介護の現場で用いられることもあります。
お世話する人(介護する側)=お世話される人(介護される側)の共通のサインです。
〇あいさつ
「おはよう」 「こんにちは」 「ありがとう」
「始める」 「終わる」 「お疲れ様」
〇暑いとき、寒いとき
「暑い」 「寒い」
〇トイレに行きたくなったら…
「トイレ」 「小便」 「大便」
聞こえないからとあきらめずに、一緒に会話を楽しみましょう!!
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 看護部