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ワンポイントリハビリ 「水分補給で脱水予防!」

 6月に入り、外の気温もぐんぐんと上がっている今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
総合南東北福祉センターは高台に位置しており、日和田の爽やかな風を受けて、みんなが快適な日々を過ごしています。みなさんも熱中症や脱水症になってはいませんか?最近では、隠れ脱水症などという言葉も耳にするようになりました。まだまだ暑さの厳しい季節が続きますので、暑さに負けず元気にこの夏を乗り越えましょう!
脱水症の予防として、最も効果的で手軽に行える方法が、水分をとることです。特に高齢になればなるほど、のどの渇きを感じる器官の機能が衰えるため、高齢者ほど水分補給を積極的に行なう必要があります。
しかし、まわりの高齢者のみなさんに水分補給について尋ねると、「汗をかいていないから、まだ大丈夫」「トイレに何度も行くのがね…」といった言葉がよく返ってきます。特に、水分をとることでトイレに行く回数が増えて辛いという声をよく聞きます。確かに、一日に何度もトイレに行ったり、外出中のバスや電車の中でトイレに行きたくなることは大変です。しかし、体内の水分量が低下すると、血液がドロドロになってしまいます。そしてドロドロになった血液は血管につまりやすくなり、そのつまる場所によっては心筋梗塞や脳梗塞といった病気の原因にもなります。そのため、のどが渇いていなくても小まめに水分補給をするように心がけましょう。
一日に必要な水分量は、だいたい500mlペットボトル4本分だといわれています!この数字を目安に、水分補給を行なってみてください。健康な体を維持し、脱水症とは無縁の快適な毎日を過ごしましょう。

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社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 理学療法士