2020年1月28日
認知症の予防に効果的な『拮抗体操』という体操を知っていますか?
この体操は、最近物忘れが多くちょっと焦る時がある、という人におすすめです。
忘れたこと自体を自覚できるので"認知症"ではなく"物忘れ"だと思ってはいても、いつ、忘れたこと自体を忘れる日が来るか分かりません。そのいつかに備えて予防しましょう。
拮抗体操とは
身体の手足を使って、左右または上下で相反する動きをさせる運動です。
例えば、自分の両手でジャンケンをしてみましょう。このとき、あいこになってはいけません。左右が異なる動きをする場合、考えながら動かす必要があり、そのことによって脳が刺激され活性化されます。脳を使い、身体を動かすことで、認知症予防に効果的と言われています。
今回は、ライフケア館で取り入れている拮抗体操の一部を紹介します。
【数を数えながらグーチョキパー】
①右手はグー、チョキ、パーを繰り返す
②左手は親指から順番に折っていき10数える
※10数え終わったら手を左右逆にして再度行います
右手はグー 右手はチョキ 右手はパー
左手は親指を折る 左手は人差し指も折る 左手は中指も折る
皆さんも体を動かす体操だけでなく、頭も一緒に使う拮抗体操を取り入れて、認知症予防をしていきましょう。
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
ケアハウス 南東北ライフケア館