

2020年3月10日
感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの原因によって腹痛や下痢を引き起こす病気の総称です。
細菌では、サルモネラ、カンピロバクター、ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌などがよく知られ、ウイルスで多いのは、ノロウイルス、ロタウイルスなどです。
すべての年齢層で発症が認められますが、とくに乳幼児や高齢者によく見られ、季節性があるのも特徴です。食品や飲料水を媒介とする感染は、食中毒として集団発生する場合があります。
※感染性胃腸炎の原因には、細菌・ウイルスのほかに、化学物質や自然毒もあります。
ウイルスによる感染性胃腸炎
二枚貝の生食、感染した調理人による食品の二次汚染、感染した人から人へ...などの感染経路があるノロウイルスに気をつけてください。
ノロウイルス 主な症状
吐き気・おう吐・腹痛・下痢・発熱(軽度)
風邪に似た症状(通常、発症当日には激しい症状がありますが、2日程度で快復します)
※潜伏期間は、喫食してから通常24?48時間です(平均約36時間)。
感染性胃腸炎予防のための4つのポイント!
Point1 手洗い・うがいをこまめにする。...感染予防の基本はていねいな手洗いです。
Point2 食品は十分に加熱する。...細菌、ウイルスは熱に弱いのです。
例えばO157の場合、目安は食品の中心部分の温度が75℃で1分間以上。ノロウイルスの場合は85℃で1分間以上の加熱が必要です。
Point3 調理器具等を清潔に保つ。...調理器具を介して二次感染する可能性があります。
Point4 汚物は衛生的に処理する。...感染者のおう吐物、便に直接触れずに処理しましょう。
「感染性胃腸炎かな?」と思ったら、医療機関を受診し、水分をしっかりとりましょう!
※治療は、原因となった細菌やウイルスにより異なりますが、一般に下痢やおう吐などで体内から失われた水分を経口や点滴などで補給し、脱水症状を改善することが主体となります。
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 看護部