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知ろう!学ぼう!脳卒中③ ~自宅でできる簡単な運動~

 脳卒中の予防には有酸素運動が効果的です。散歩、サイクリング、水泳などの運動を1回に20~60分間、週に3回から5回行うことをおすすめします。ただし、最初から週に3回ではハードルが高いと思いますので、週1回から始めて徐々に増やしていきましょう。
また、日頃から運動をする"習慣"をつけることも大切です。週1回でも難しいと感じる場合は、すでに行なっている日課の中に取り入れると、負担は少なく始められます。例えば「歯磨きをしながら足踏み運動をしてみる」などです。姿勢をよくして歩くだけでも効果がありますので、小さな意識から始めてみましょう!

     
次は、脳卒中予防の筋力トレーニングを紹介します。
<運動を行う際のポイント>
・運動の回数は、「ややきつい」と感じる程度にしましょう。
・呼吸は止めないように、常に深呼吸を意識しましょう。
・運動中に痛みが出た場合はすぐに中止し、疲労感を感じた場合は一旦休みましょう。
・翌日に筋肉痛やだるさを感じた場合は運動量を減らすなど、自分にとって無理のないように調整しましょう。


or2022.2.19 1.jpg<ブリッジ運動>
膝を立てた姿勢から、お尻を持ち上げます。
下ろすときは5秒前後かけて下ろしましょう。ゆっくり下ろすことで負荷を強めることができます。

     

     

     

     

     
or2022.2.19 2.jpg<ハーフスクワット>
気を付けの姿勢から膝がつま先より前に出ないようにまっすぐ腰を落とします。
腰を落とすときに5秒前後ゆっくりと時間をかけて下ろします。

     

     

     

     

     

     参考資料:理学療法ハンドブック シリーズ②脳卒中【日本理学療法士協会】

     
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 理学療法士