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自律神経失調症

看護師.png 自律神経失調症は自律神経の調節機能が乱れることでおこる症状の総称です。
自律神経は、心拍数や血圧、消化活動、体温調節など身体機能を制御する神経の一部であり、交感神経と副交感神経のバランスによって調節されています。
バランスが乱れると、身体のさまざまな機能が正常に制御されなくなります。自律神経失調症の原因は明確にはわかっていませんが、ストレス、遺伝、環境などが関与しています。

     
自律神経を整えるためには、以下の方法が効果的です

     
① ストレス管理
ストレスは自律神経に大きな影響を与える要因です。
リラックスするための方法やストレス解消の活動(瞑想、ヨガ、深呼吸、ウォーキング、など)を取り入れることで、ストレスを軽減し自律神経のバランスを整えることができます。

      
② 良質な睡眠
睡眠不足や質の悪い睡眠は、自律神経に悪影響を与えます。
十分な睡眠時間を確保し、快適な寝具や寝室環境を整えることで睡眠の質を改善しましょう。

     
③ 適切な食事
バランスの取れた食事を摂ることが重要です。
栄養豊富な食品や健康的な食事習慣を心掛け、食事の時間や量にも気を配りましょう。
カフェインやアルコールの摂取を控えることも自律神経のバランスを整える上で効果的です。

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④ 適度な運動
適度な運動は自律神経の正常化に役立ちます。
有酸素運動・ストレッチ・ヨガなどの運動を定期的に行い、血液循環を促進しストレスを軽減しましょう。

     
⑤ リラクゼーション
忙しい生活の中でリラックスする時間を取ることは、自律神経を整えるために重要です。
趣味や好きなことができる時間を確保し、自分にとってリフレッシュできる時間を意識的に作りましょう。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 看護部