2022年1月21日
昼食後や夕食後に「胸やけがする」「胃酸が上がってくる」、そんな症状はありませんか?
「胸やけ」とは胸のあたりの焼けつくような痛みです。その他、つかえ、みぞおちあたりの違和感や胃の不調を感じる場合もあります。これらは逆流性食道炎の代表的な症状であり、中年、高齢者のみならず、20代、30代でも起こりえます。
他にも
・朝起きた時に口に苦みを感じる、満腹感を感じる。
・前かがみになると胸やけがする。
・胃酸が逆流する。
・お腹に力を入れると、やけるような痛みがこみ上げてくる。
・食事の途中ですぐ満腹になる。
・横になると胃酸が逆流して眠れない。
・胸やけがして目が覚めてしまう。
などの症状があります。
症状に心当たりがあれば医師に相談しましょう。
お薬による治療だけでなく、日常生活でも気を付けるポイントがあります。
「胸やけ」や「胃酸の逆流」を防ぐには、日常における食事、姿勢、お腹への圧迫の3つがポイントです。
食事と嗜好品の注意
・食べ過ぎない
・症状が出たら脂っこい食事、アルコール、たばこは控える
姿勢の注意
・前かがみの姿勢は避ける
・食事のあとすぐ横にならない
・ベッドの上半身(頭側)をあげて寝る
お腹への圧迫の注意
・ベルトや帯、コルセットはゆるめにする
・太り気味の方は体重を減らす
症状が続いているときは、早めに病院受診し相談してください。
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 看護部