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2009.5.21 インフルエンザ予防方法〜正しいうがいの仕方〜

★インフルエンザの予防
新型インフルエンザの場合も、通常のインフルエンザと同様に感染防御に努めることが重要です。
通常のインフルエンザの多くは、咳・くしゃみ・会話などで飛散した飛沫粒子で広まり感染します。 一般的にインフルエンザを発症してから3日程度までが感染力が特に高く、7日程度までウイルスを排出すると言われています。そのため、外出後の手洗いやうがい、マスクの着用を励行し、流行地への渡航・人混みや繁華街への外出を控えることが重要です。また、日頃からバランス良い栄養をとるとともに十分な休養もとり、体力や抵抗力を高めることも大切です。

★体調不良と感染の予兆
1.身体の免疫機能が低下していると・・・
2.疲労感・倦怠感
3.喉の痛み
4.口内炎・口角炎・吹き出物
5.下痢・便秘
6.頭痛
7.関節痛
熱感・熱っぽさ が、表れます。上記の症状がある時は、感染防止をいつも以上に心掛けましょう。

★インフルエンザや風邪の予防のためには
1.感染源をなくす・・・消毒、滅菌、洗浄(手洗い・うがい)
2.感染源と距離をおく・・・マスクの着用・患者の隔離・学級閉鎖
3.感染を受けてもかからないようにする・・・予防接種

−手を洗うタイミング−
・食事の前
・トイレ使用の後
・帰宅時
・汚染物(嘔吐物, おむつ)などを処理した後

正しいうがいの方法
★うがいとは・・・
・「のど」は、微生物の入り口です。鼻から入ってきた微生物も「のど」に付着します。
 また、口の中などにいる微生物は咳やくしゃみなどで周囲を汚染してしまうことがあります。
正しいうがいの方法 イラスト
― こんなときにはうがいをしましょう ―
・外から家に帰った時
・食事の前後
・風邪やインフルエンザの流行時
・体力が弱っている人の部屋へ出入りする時

― 正しいうがいの方法 ―
☆うがいしやすい量(60mL)の水や緑茶(殺菌作用があるといわれる)、または希釈したうがい薬をコップに用意します。これを3回に分けてうがいをします。
☆1回目は、口の中の食べかすなどを取る目的で、口に1/3〜半分ぐらいの水を含み、正面を向いたまま口の中をゆすぎます。
 (いわゆる“クチュクチュペッ”)
・こうすることによって、口の中にあるウイルスを一度、外に出します。いきなり、
 「うがい」をすると、ウイルスを喉の奥に追いやってしまうので、かえって逆効果になってしまします。
☆2回目は、上を向いて、のどの奥まで届くように15秒程度うがいをします。
 (いわゆる“ガラガラペッ”)
☆3回目は、もう一度“ガラガラペッ”をします。

社会福祉法人 南東北福祉事業団


総合南東北福祉センター