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2009.11.25 福島県観光情報  神炊館神社(おたきやじんじゃ) 天地人シリーズ

福島県観光情報 Fukushima-tour information
神炊館神社(おたきやじんじゃ) 天地人シリーズ
−新しい街づくりのため景勝が寄贈した石鳥居−
神炊館神社(おたきやじんじゃ)otakiya shinto shrine02奥州須賀川の総鎮守である神炊館神社(おたきやじんじゃ)は奥の細道の途次、松尾芭蕉が参詣した神社です。
全国でも唯一の社名は御祭神である建美依米命(初代石背国造)が新米を炊いて神に感謝したと言う事蹟に因ります。
室町時代に、須賀川城主であった二階堂為氏が信州諏訪神を合祀したことから、現在に至るまで「お諏訪さま」としても親しまれています。
神炊館神社(おたきやじんじゃ)otakiya shinto shrine00 会津移封に伴い、慶長3年(1598年)に同じ須賀川市内の別の地域に神社があった場所からご神体を現在の諏訪町に移し、新たに本殿や鳥居が造られました。会津城主上杉景勝は、信仰心厚く当神社を護り、北門の石鳥居を寄進し鳥居には景勝公の名前が刻まれているといいます。神炊館神社(おたきやじんじゃ)は、須賀川市の中心市街地にありながら閑雅を保つ鎮守の杜に400年の時を超えてお祀りされています。

神炊館神社(おたきやじんじゃ)
福島県須賀川市諏訪町45-1

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