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2011年11月号 ワンポイント介護術 重く構えず、楽しく認知症予防!

ワンポイント介護術

重く構えず、楽しく認知症予防!


一般的に、認知症予防のために運動や脳を活発に動かすと良いと言われています。
運動であれば散歩や体操とすぐに思いつきますが、
 いざやろう!と思うと…
 億劫になった…
 どんな体操をしたらよいかわからない…。
 脳を活発に動かすとは…?
 リハビリのように何かやらなくてはいけないのか?
                  など疑問に思う方も中にはいるでしょう。
今回はケアハウスで取り組んでいる認知症予防の一例をご紹介します。

運動
ワンポイント介護術 認知症予防 運動One spot care way   Dementia prevention   Movement朝の体操 
週2回  1回10分  内容:ラジオ体操 郡山市民の歌 昔の歌謡曲
昔の歌謡曲は、「北国の春」や「りんごの歌」など。
歌に合わせて肩たたきや足踏み、手足の曲げ伸ばしなどの簡単な体操を行っています。

「体操だ!」と構えずに、鼻歌を歌いながら腕を回してみる、好きな歌を口ずさみながら背を伸ばしてみるなど、それでも立派な体操になると思います。
続けて行くことが大切です。無理のないように少しずつ始めて行きましょう。

脳を活発に
ワンポイント介護術 認知症予防 脳を活発に One spot care way   Dementia prevention   It is actively about a brain高齢者が、計算や謎解き、折り紙や裁縫などを行うのは難しい場合もあります。脳を活発に…と難しく考えず、いつもと少し違う事をして脳にちょっとした刺激が加われば良しと考えるようにしましょう。
ケアハウスでは外出行事を行っています。
外出することで視覚、味覚、嗅覚などが刺激されます。気分転換にもなり、脳へ十分に働ワンポイント介護術 認知症予防 グルメツアー One spot care way   Dementia prevention   Grumeza.jpg
きかけているのではないでしょうか。
行事: 紅葉ツアー  グルメツアー(季節・旬の食材)  温泉ツアー 

日常の些細な行動が予防につながる場合があります。
「介護予防」を重く構えず、「楽しむ事で予防にもなる」と思う事が良いのではないでしょうか。


社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
担当:ケアハウス