2011年12月13日
高齢者の寝たきりのきっかけとなりやすい転倒事故。
転倒しやすいケースや予防のポイントをご紹介します。
歳をとると、誰でも骨が弱くなる!
骨粗鬆症で典型的な骨密度不足だけでなく、飲酒、喫煙、運動不足などの生活習慣、また「年齢を重ねること」自体が骨の強度を低下させることが分かっています。
若いころでは考えられないようなことで、いともたやすく骨折してしまいます!
つまづいて足のつけ根(関節)を骨折
とくに足のつけ根の骨折の場合・・・
自分で歩けていた人のおよそ3分の1が骨が完治した後も歩けないもしくは介助がないと歩けないという深刻な状態になっています。
骨折をしないためには「転ばない」!
高齢者の場合、一度寝たきりになるとなかなかもとの運動機能を取り戻せません。
そのため「転ばない」ことがとても重要です。転ばない環境づくりと簡単体操をご紹介します。
転倒箇所ナンバーワンは、実は一番安全そうな「居室」!
・カーペットの端につまづく・すべる
・敷居の段差につまづく ・新聞や広告を踏んですべる
・フローリングですべる
・電気コードにひっかかる
他にも家も中の危険な場所を見直してみましょう。
・十分な照明
・手すりがあれば安全
・滑りにくい床素材
・段差のない入口
・スリッパやマットなど、障害物のないすっきりした入口
(1) 太ももを鍛えましょう。
ゆっくり上下に5〜10回程度
ストレッチを併せて効果up!
(2) ふくらはぎを鍛えましょう。
ゆっくり上下に5〜10回程度
ストレッチを併せて効果up!
・肩をすぼめて、下向き加減
・足のあげ方が低い
・すり足気味
・心配で、足もとばかり見てしまう
・歩幅が狭い
この方が、小さな段差でつまづきやすいのです。
◎日頃からよい歩き方をこころがけましょう。
視線…あごを軽くひいて少し前を見るつもりで
足……かかとから着地、つま先でしっかり蹴る
腕……肩の力を抜き、両腕を大きく前後に振る
背中…背筋をしっかり伸ばして
掲載している情報は株式会社メディネット様より提供をいただいております。
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