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南東北日和田デイサービスセンター 「パタカラ体操」

 通所介護南東北日和田デイサービスセンターでは、おやつの後の時間に「パタカラ体操」を行っています。高齢者は、加齢に伴い口の周りの筋肉や舌の動きが弱くなりますが、パタカラ体操を行う事で次のような効果が得られます。
1)噛む力のアップ
2)唾液の分泌の促進
3)発音がハッキリする
4)表情が豊かになる
5)口呼吸ではなく、鼻呼吸に戻す事で口腔乾燥を防ぐ
6)いびきや歯ぎしりの改善

「パ」は唇をしっかり閉める発音なので、食べ物をこぼさない役割があります。
「タ」は舌を上あごにくっつける発音なので食べ物を押しつぶしたり、ゴックンと飲み込んだりする役割があります。
「カ」は喉の奥に力を入れて発音するので、食べ物を食道へ送り込む作用があります。
「ラ」は舌を丸め、舌先を上の前歯の裏につけて発音します。食べ物を喉の奥へ運ぶための運動です。
利用者さんはプログラムに添って、看護師と一緒に大きな声で「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音して、熱心に取り組んでいます。
いつまでも美味しい食事が食べられるように、これからも続けていきたいと思います。

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社会福祉法人 南東北福祉事業団
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