理事長あいさつ

理事長あいさつ


社会福祉法人 南東北福祉事業団
理事長 渡邉一夫

 明けましておめでとうございます。
 令和4年、西暦2022年の年頭のご挨拶を、社会福祉法人南東北福祉事業団・理事長 渡邉一夫より謹んで申し上げます。
 昨年は、年の初めからロックダウンや緊急事態宣言など、新型コロナウイルス感染症関連のニュースが世界を席巻しました。日本においては、東京オリンピック・パラリンピックが1年延期され無観客による開催となるなど、全国民の活動の制限や自粛、出入国制限、飲食・観光業等の不況などで、経済に与える影響は計り知れない状況となっています。また、今回の世界的なパンデミックにより、私たちの生活様式を新たなものに見直す必要に迫られました。リモートによる会議、在宅勤務、3密の回避、学生のWeb授業、都道府県を跨ぐ移動・帰省の自粛など、経験のない変化にとまどいつつも多くの対応が求められました。このような社会生活が脅かされる状況の中でも、当事業団においては、徹底的な感染防止策を行い、利用者さんが必要とする良質なサービスを絶やすことなく、各地域において事業を継続しています。
 新型コロナウイルスのパンデミック下とはいえ、昨年の明るい話題としては、東京オリンピックの柔道を始め、選手の皆さんの頑張りで日本の金メダル数が世界3位となりました。また、野球ではアメリカメジャーリーグのMVPを獲得した大谷翔平選手の二刀流の大活躍、ゴルフでは松山英樹選手のアジア人初のマスターズ制覇などがありました。また、学問の世界では、真鍋叔郎博士がノーベル物理学賞を受賞するなど、日本人の活躍が世界に注目された年となりました。
 政治においては、アメリカ合衆国では、共和党のトランプ大統領から民主党のバイデン大統領に代わり、日本においては、菅内閣から第100第岸田内閣に代わりました。昨年は、政治的変革の年でありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの国民が医療の重要性を再認識することとなりました。今後、社会における医療・介護・福祉のあるべき姿勢が問い直されることになると思われます。
 昨年2月には福島県沖で最大震度6強の地震、7月に静岡県熱海で大規模な土石流の発生、10月には首都圏で最大震度5強の地震、12月にも山梨県と和歌山県で最大震度5強の地震が発生するなど、近年は地震・台風などの自然災害が多発するようになりました。緊急時、災害発生時の対応マニュアルやハード面の整備などの必要性が増してきていますので、周辺環境を見直し、改めて防災・減災体制の強化に努めていきます。
 このような厳しい社会環境の中でも、南東北グループ全体では職員数約8,500人、事業所数100施設を超えるまでになりました。全国展開する医療・介護・福祉の総合企業体として、新型コロナウイルス感染症から地域社会を守る献身的な活動も含め、社会に貢献するグループとして、各界各層から高い評価と信頼をいただいています。これもひとえに、支えていただいた地域の皆様、関係者の方々のご助力のおかげであると共に、職員一人ひとりの日々の努力の賜物であり、この場をお借りして心から感謝申し上げます。また、南東北福祉事業団としては、初めての取り組みである障がい者グループホーム「(仮称)南東北ライフステップ八山田」が本年4月のオープンを目指して建設されていてます。
 昨年の12月には、総合南東北病院が創立40周年を迎えました。今後は、新型コロナウイルス感染症以後の医療・介護・福祉の必要性はますます高まるでしょう。節目の年に際して改めて創業時の気持ちに立ち返り、職員一同、南東北グループの理念である『すべては患者さん・利用者さんのために』の使命感に燃え、奉仕の精神を尽くし、更なる地域貢献に努め、昨年にも増して尽力してまいります。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年1月4日