理事長あいさつ

理事長あいさつ


社会福祉法人 南東北福祉事業団
理事長 渡邉一夫

 明けましておめでとうございます。
 令和3年、西暦2021年の年頭のご挨拶を、社会福祉法人南東北福祉事業団・理事長 渡邉一夫より謹んで申し上げます。
 昨年も国内外で様々な出来事がありましたが、年の初めから1年を通して新型コロナウイルス感染症関連のニュースが世界を席巻しました。令和2年1月に新型コロナウイルス感染症が中国の武漢市でパンデミックを引き起こし、最初の都市封鎖が実施されました。その後、世界中に感染が拡大し、日本においては、東京オリンピック・パラリンピックの開催が延期され、4月には安倍首相が緊急事態を発令することとなりました。さらに、全国民を対象に10万円の特別定額給付金が交付されるなど、前例のない政策が次々と実施されました。しかし、人々の活動の制限や自粛、出入国制限、飲食・観光業等の不況などで、日本、さらに世界経済に与える影響は計り知れない状況となっています。
 また、今回の世界的なパンデミックにより、私たちの生活様式を新たなものに見直す必要に迫られました。リモートによる会議、在宅勤務、3密の回避、学生のWeb授業、都道府県をまたぐ移動・帰省の自粛など、一つひとつ挙げるときりがありません。
 さて、国政においては、連続在職日数が歴代最長となった安倍晋三内閣から第99代の菅内閣に代わりました。アメリカ合衆国では、共和党のトランプ大統領から民主党のバイデン大統領に代わります。昨年は、政治的変革の年でありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの国民が医療の重要性を再認識することで、社会における医療・福祉のあり方にも変革があるものと思われます。
 また、昨年7月には、福島県郡山市で大きなガス爆発事故がありました。1人が死亡、19人が負傷、その他多数の建物が被害を受け、施設管理の重要性を改めて認識させられる機会となりました。さらに、近年は地震、台風などの自然災害が多発するようになり、緊急時、災害発生時の対応マニュアルやハード面の整備などの必要性が増してきていますので、周辺環境を見直し、防災・減災体制の強化に努めていきます。
 このような厳しい社会環境の中、南東北グループ全体では職員数8,500人、事業所数100施設を超えるまでになり、全国展開する医療・介護・福祉の総合企業体として、新型コロナウイルス感染症への献身的な対応も含め、各界各層から高い評価と信頼をいただいています。また、徹底的な感染防止策を行い、地域の医療サービスや利用者さんが必要とする介護・福祉サービスを絶やすことなく、各地域において事業を継続しています。これもひとえに、支えていただいた地域の皆様、関係者の方々のご助力のおかげであると共に、職員一人ひとりの日々の努力の賜物であり、この場をお借りして心から感謝申し上げます。
 昨今は、病院や介護福祉施設における虐待などの事件が後を絶ちませんが、改めて事業団の理念である『すべては利用者さんのために』を肝に銘じ、"虐待ゼロ"に全力で取り組みます。また、本年は新型コロナウイルス感染症以後の医療・福祉体制を構築する重要な節目を迎えることになります。職員一同、使命感に燃え、奉仕の精神を尽くし、更なる社会貢献を目標に、昨年にも増して尽力してまいります。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年1月4日